相続財産ってどうやって調べるの?

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遺産相続とは、被相続人つまり亡くなった人の所有していた資産を相続する事です。
ではその資産はどうやって調べたら良いのでしょうか。

今回は、相続財産の調査について解説します。

なぜ財産調査が重要なのか

財産調査に万が一漏れが発覚すると、次のようなトラブルが起ります。
○ 遺産分割協議がすべてやり直しになる。
○ 相続税を修正申告しなければならない。

また、相続人が気づかないまま放置された被相続人の預金口座は、相続から10年が経過すると、時効により銀行側に返還を請求出来なくなります
つまり銀行のものになるということです。

そんな事にならないためにも、相続財産の調査は丁寧に、徹底して行う必要があります。

財産調査はどのようにやればいいの?

実際に相続が発生すると分かると思いますが、亡くなった方の財産を調べる事は、思いのほか骨の折れる作業です。
何しろ本人がいないわけですから、全てが手探り状態です。

私がこれまで経験しているケースでは、親族に内緒で多額のへそくりをしていたり、高額な投資用マンションを購入していたというような例もあります。
では、これらの財産をどのように調査したら良いのでしょうか。

ポイント1:預金通帳は唯一の情報源、徹底的に分析せよ!

預金通帳は亡くなった方の財産を調査する上で、最も重要な情報源となります。
自宅にタンス預金をしていない限り、ほとんどの財産は預金通帳から辿る事が出来ます。
まず確認すべきは、「多額の現金の動き」です。
多額の現金預金の出金があった場合、その現金は他の財産に変わっている可能性があります。

〜想定される可能性〜
・税金対策で何らかの金融商品に組み換えた。
・誰かに贈与した。
・何らかの債務を弁済した。

これらの可能性が予想されるため、多額の出金記録が見つかった場合は、その現金の行方を徹底的に調査しましょう。直接証券会社や不動産屋に振り込んでいる場合は、その会社を特定し連絡をとりましょう。

ポイント2:郵便物を徹底的にチェック

何らかの金融資産や不動産等を所有していた場合は、それらを管理している会社から定期的に手紙や書類が届いている可能性がありますので、被相続人宛の郵便物を徹底的に調査しましょう
もしもそれらしきものを見つけた場合は、記載されている連絡先に連絡し、相続が発生した旨を告げ、確認してもらいましょう。

ポイント3:意外な手がかり、カレンダー、タオル、ボールペン

私の経験上の「裏技」とも言うべき方法ですが、意外な手がかりとなるのがカレンダー、タオル、ボールペンです。

金融商品を扱う会社が、顧客向けに宣伝をかねてさまざまな粗品を贈呈しているケースがあります。
その粗品の代表格がカレンダー、タオル、ボールペンなのです。

普段は何気なく見ているものでも、よく見ると金融機関や証券会社のロゴや社名が印字されているかもしれません。
過去にも相続人が、自宅に飾られていた知らない会社のカレンダーを発見し、その会社に問い合わせたら、高額な不動産を購入していたという事実が判明したというケースもありました。

もしも、「この会社なんだろう」と思う疑わしいものがあったら、その都度会社に連絡し取引がないか確認しましょう。

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