大阪府で相続税の還付に対応している税理士

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1.大阪府の概要

東京都並び日本の2大都市となっているのが大阪府。古くから商業の町として発展し、かつては「天下の台所」とも呼ばれるほど、商いが盛んに行われていました。そして、現代でも商業への熱は他県とは比べ物にならないほどです。

大阪の文化の中でも、全国的に知られているのが独特な食文化です。粉もの文化ともいわれるように、お好み焼きやたこ焼きなど、小麦粉をベースとした食文化が根強く、ソウルフードにもなっています。

お好み焼きをおかずにお米を食べる、一家に一台はたこ焼き器があるなど、他県の方からは想像できない常識も数多く存在しています。さらに、ソースの二度漬け禁止、という串かつの食べ方も衝撃的かもしれません。

このように、大阪というと下町の文化が根強く残っているというイメージがありますが、実は地域によって特色が大きく異なっています。大阪駅などの主要駅の周りは高層ビルや商業施設が建ち並び、目覚ましい発展を遂げています。近年では、日本一の高さを誇るビル「あべのハルカス」も建設されました。

大阪城

また、大阪に近い海岸部には広大なイベント施設や住宅地が建設されるなど、下町や都市部とはまた違った魅力をもつ町並みとなっています。加えて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどの大型テーマパークも大人気となり、観光地としての人気や注目度も非常に高くなりました。

2.他県よりも相続税の発生率が低い

2016年度の大阪府の相続税申告件数は8,992件、課税件数は7,033件です。相続1件あたりの納付税額は1,944万円、課税割合は8.33%となっています。数字を見ると多くの世帯で相続税が課税されていますが、実は課税割合は全国で10位と都市部と比較すると発生率が低くいのが特徴です。

実際に、東京都や神奈川県、愛知県などの大都市圏では課税割合が15%前後を記録しており、大阪だけが大きく下回っていることが分かります。特に、京都府は9.12%、奈良県が9.28%と周囲の県よりも大阪府の課税割合は下回っており、大阪府の課税割合の低さが際立っています。

この課税割合の背景にあると考えられるのが所得です。大阪府の所得状況は高いところでは400万円前後となっていますが、300万円以下の地域も多く地域によって所得に大きな差が現れています。また、地価の差が大きくなっており、大阪市以外の地域では前年を下回っている地域も増えています。

さらに、市内の各地域の課税割合を見ると20%近くの地域もあれば1%台の地域もあり、1件あたりの納付税額にも2倍以上の地域差が現れています。つまり、大阪府では地域による所得や地価の差が大きく、これらが相続税の発生率の地域差にも繋がり、全体の課税割合が低くなっていると考えられます。

3.相続税の課税割合

次表は、大阪府における平成28年度の相続税の申告割合(申告件数÷死亡者数)および課税割合(課税件数÷死亡者数)を、税務署ごとに算出したものです。

税務署名管轄地域申告
件数
課税
件数
1件当り
納付税額
(万円)
申告割合課税割合
大阪福島福島区 此花区104841,8628.41%6.79%
西西区88701,43115.69%12.48%
港区 大正区104768195.82%4.26%
天王寺天王寺区1311111,70422.51%19.07%
浪速浪速区62464,1269.47%7.02%
西淀川西淀川区57476596.20%5.11%
東成東成区72598108.66%7.10%
生野生野区1331131,6438.80%7.48%
都島区 旭区2191774,94210.64%8.60%
城東城東区 鶴見区2041531,7218.00%6.00%
阿倍野阿倍野区1811421,86516.51%12.96%
住吉住吉区 住之江区2261813,3157.56%6.05%
東住吉東住吉区 平野区3102531,5548.14%6.65%
西成西成区66498842.64%1.96%
東淀川東淀川区 淀川区2371971,7497.30%6.07%
北区68562,18823.45%19.31%
大淀北区91661,79515.64%11.34%
中央区75592,33123.81%18.73%
中央区49361,25216.72%12.29%
堺市8136351,89710.23%7.99%
岸和田岸和田市 貝塚市2611991,6459.30%7.09%
豊能豊中市 池田市 箕面市
豊能町 能勢町
9257162,42816.13%12.48%
吹田吹田市 摂津市5354092,63815.45%11.81%
泉大津泉大津市 和泉市 高石市
忠岡町
2812189869.75%7.57%
枚方枚方市 寝屋川市 交野市7295481,69111.57%8.70%
茨木高槻市 茨木市 島本町7886091,55113.96%10.79%
八尾八尾市 松原市 柏原市5154111,25711.12%8.87%
泉佐野泉佐野市 泉南市 阪南市
熊取町 田尻町 岬町
2541931,1708.97%6.81%
富田林富田林市 河内長野市 羽曳野市
藤井寺市 大阪狭山市
河南町 太子町 千早赤阪村
5554371,30011.50%9.05%
門真守口市 大東市 門真市
四條畷市
3352702,1117.57%6.10%
東大阪東大阪市5244132,88910.32%8.13%
大阪府計8,9927,0331,94510.66%8.33%

(※北、大淀、東、南については、各町別の死亡者数データがないため、平成27年度国勢調査の人口比より死亡者数を予測して、課税割合を算出)

4.大阪市の状況

まずは、大阪市の相続税の特徴から説明していきます。

4-1.東淀川区、淀川区、西淀川区

大阪市の北部に位置している東淀川区、淀川区、西淀川区。東淀川区と淀川区は工業が盛んに行われていた地域で、現在でも淀川区では工業が盛んに行われています。一方で、西淀川区は、不況により工場が相次いで閉鎖しており、現在は工場跡地を活用した都市部のベッドタウンが形成されています。西淀川区と淀川区は同じ税務署が管轄となっており、その課税割合は6.17%となっています。

また、東淀川区は団地などが多く整備されており、もともとベッドタウンとして発展してる地域です。特に、東淀川区は人口が多く市内で3番目に多い人口を擁しています。この東淀川区の課税割合は4.67%で、この地域の課税割合は高くありません。

それぞれの地価平均は、淀川区が約46万7,300円、東淀川区が約22万9,300円、西淀川区が約20万8,100万円です。淀川区の地価は高額ですが、東淀川区と西淀川区の地価は市内ではそれほど高額ではありません。地価から見ると淀川区が相続の中心地域であり、東淀川区と西淀川区では相続税の発生率は低いと考えられます。

4-2.旭区、都島区、鶴見区、城東区、東成区

大阪府の頭部に位置している旭区、都島区、鶴見区、城東区、東成区。この地域は大半を住宅地として活用されており、近年では高層マンションなどの建設が相次いでいます。特に、城東区などは住宅地の整備により人口がV字回復しており、各地域でも人口増加が続いています。

旭区と都島区の課税割合は8.66%、城東区と鶴見区は6.10%、東成区は7.05%と大阪府の平均をやや下回っています。また、地価を見てみると都島区が約34万3,600円、旭区が約24万6,300円、鶴見区が約22万9,000円、城東区が約26万円、東成区が約26万2,600円です。課税割合と合わせて考えると都島区がこの地域の相続の地域だといえるでしょう。

また、どの地域も前年からプラスの変動となっており地価が上昇しています。この地域では住宅地が広く形成されていますので、現在は相続税の課税対象外となっている地域でも課税される可能性があります。

4-3.北区、中央区

大阪市の中央部に位置している北区と中央区。市の経済や行政の中心地としても機能しており、梅田や道頓堀などの繁華街が形成されています。さらに、中心部にはタワーマンションや高層ビルの建設が盛んに行われており、ビジネス街でありながら人口が大きく増加しています。

北区の課税割合は19.86%と11.68%、中央区は19.09%と12.54%です。実は、北区と中央区は2つの税務署が地域を管轄しており、相続税に関するデータが2種類算出されています。そして、2つのデータのうち北区には梅田があり、中央区には本町があります。

また、それぞれの地域の地価は北区が約250万円、中央区が約273万円と市内で1位と2位を誇ります。特に、3位以下とは地価が2倍以上異なっており、これらの地域の地価だけが飛び抜けて高額になっています。

ただし、地価が高額な地域には商業地が形成されており住宅が少ないため、相続が起きているのは中心地から離れた住宅街や商業地の中のタワーマンションを所有している世帯だと考えられます。

4-4.西区、此花区、福島区

大阪市の中央部から沿岸部にかけて位置している西区、此花区、福島区。西区と福島区は住宅地として活用されていますが、梅田などの都市部が近いことから、福島区ではオフィスビルの建設も増加しています。

此花区は大阪府の沿岸部までを対象とした広い区で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどの観光区として人気を集めています。それぞれの課税割合は、西区が11.76%、福島区と此花区は6.91%です。

2つの割合はどちらも大阪府の平均を超えていますが、西区のほうが割合が高くなっています。実は、西区の地価は約90万4,000円と市内3位の価格ですが、福島区は約59万3,500円、此花区は約17万9,000円と、沿岸部である此花区との差が大きく広がっています。

この地価の差が課税割合にも大きく影響を与えていると考えられます。さらに、西区は中央区や北区と隣接した住宅地であることから、多くの高所得者が生活拠点として選んでいることも高い課税割合の要因だといえるでしょう。

4-5.港区、大正区、住之江区、住吉区

大阪府の南西部に位置し、南部の沿岸部との関わりが深い港区、大正区、住之江区、住吉区。都心部から少し離れているこの地域は、主に住宅地として整備が進められています。ただ、住宅地と行っても特色があり、住之江区には埋立地を活用したニュータウンが形成されており、西区には下町文化が残る古き良き住宅街が広がっています。

それぞれの地域の課税割合は、港区と大正区が4.30%、住吉区と住之江区が6.24%とどちらもそこまで高くありません。また、地価は港区が約24万円、大正区は約20万円、住之江区が約21万円、住吉区が約27万4,000円と、大きな差は無いため所得による影響が、課税割合に影響を与えていると考えられます。

4-6.生野区、平野区、東住吉区

大阪市の中心~南東部に位置する生野区、平野区、東住吉区。この地域は市内でも人口が多く、特に平野区は市内で最も人口が多い地域です。さらに、生野区は全国で最も外国人比率が高く人口の約13%が外国人です。

人口が多いためか地域の大半は住宅地として活用されていますが、工場を伴う企業や商店街がいくつも形成されています。それぞれの地域の課税割合は、生野区が7.47%、平野区と東住吉区が6.68%です。また、地価は生野区が約19万3,000円、平野区が約19万1,300円、東住吉区が約24万2,700円です。

2つの地域のうち、地価の低い生野区のほうが課税割合が高くなっているのが特徴です。この地域は比較的地価が低いことから、戸建てを所有している世帯が多く、1件あたりの面積も広くなりなり水です。そのため、不動産への課税が主として起きており、地価が低くても課税される可能性が高いため、不動産評価に強い税理士への依頼が有効です。

4-7.天王寺区、阿倍野区

大阪市都心部の南東に位置し、広い商業地域が形成されている天王寺、阿倍野区。特に、2つの区の区境となる天王寺駅周辺は、高層ビルであるあべのハルカスの建設も相まってより多くの人が集まる商業地区となっています。

天王寺区の課税割合は12.97%、天王寺区の課税割合は22.33%となっています。この地域の課税割合は市内でも非常に高く、特に天王寺区の課税割合は市内トップの数字です。また、地価は天王寺区が約66万1,700円、阿倍野区が約78万円であり、市内4位と5位を誇る高さです。

商業地が有名なこの地域ですが、近年再開発が行われたことで、所得の高い世帯が集まる住宅街が形成されています。つまり、所有している土地の価格が高いだけでなく、所得も高額なため、相続の対象となる財産の評価総額が高額になり相続税の課税が発生しやすいのです。

4-8.浪速区、西成区

商業地域として人気の日本橋を擁している浪速区、西成区。この地域は北になんば、東に天王寺区や阿倍野区と隣接しており、市内中心部へのアクセスが良好な地域です。さらに、この立地から浪速区では商業地域が広く形成され、府外からの観光客も多く訪れています。

浪速区の課税割合は7.32%、西成区は1.96%で、西成区は大阪府内で最も低い課税割合となっています。また、浪速区の地価は約58万円、西成区は約17万2,200円と、西成区の地価は市内で最も低いです。

西成区は近年住宅の老朽化や高齢化が進んでいます。天王寺区から続く住宅街が形成されていますが、商店街の衰退も起きており需要が低くなっています。それが、地価や課税割合へも影響を与え、隣接する区でありながら大きな差が現れています。

5.大阪市以外の地域

続いて、大阪市以外で課税割合が近い地域の特徴を見ていきましょう。

5-1.豊中市、池田市、箕面市

大阪市の北部と隣接する豊中市を中心として、池田市や箕面市などを擁するこの地域。大阪市の都心部からの地域が近いことから、古くからベッドタウンとして発展を続けてきた地域です。そのため、地域は広く住宅街として形成されていますが、豊中市では阪急グループの中核企業の本社が多く建設されるなど、それぞれの地域で産業も活発に行われています。

この地域の課税割合は12.49%と府内で6番目に高い数字です。地価は豊中市が最も高額で約22万7,300円と市別の順位では府内3位となっています。また、箕面市が約20万8,800万円で5位、池田市は約19万7,800万円で7位と大阪市以外の中ではどこも高い順位です。

この地域は主に住宅街として活用されていますので、地価の高い土地の相続が起こりやすいことが課税割合が高くなっている要因だと考えられます。特に、ベッドタウンとしての機能から、都心部へ通勤する高所得世帯も多いことが予想され、都心部に続き相続税への注意が重要な地域です。

5-2.吹田市、摂津市

豊中市の東部に位置し、大阪市とも隣接する吹田市と摂津市。この地域も大阪市のベッドタウンとしての様相が強く現れており、市の大半が住宅地として活用されています。また、吹田市のアサヒビールの工場を初めとした食品メーカーや工場が多く建設され、地域の主な産業となっています。

この地域の課税割合は12.01%と豊中市などに次ぐ高い数字となっています。地価は吹田市が約25万2,300円、摂津市が約16万円で、吹田市は大阪市に次ぐ価格です。そのため、地価から考えると相続の中心地は吹田市であるといえるでしょう。

5-3.高槻市、茨木市

吹田市よりもさらに北部に位置する高槻市や茨木市。この地域の特徴は大阪市と京都市のちょうど中間にあたる地域であることです。つまり、2つの都市部のベッドタウンとなっており、どちらの府にとっても生活拠点になれる地域なのです。

この地域の課税割合は11.32%と、大阪市以外で10%を超えている最後の地域です。また、それぞれの地価は高槻市が約19万4,000円、茨木市が約22万2,800円とやや大阪市に近い茨木市の地価が高額になっています。他の地域よりも地価は低くなりますが、この地域は自然が残る住宅地が整備されているため、今後地価の上昇によって課税される世帯が増える可能性があり、地価の動向には注意深く確認しておきましょう。

5-4.その他の地域

大阪市以外のその他の地域では課税割合は6~9%前後となっていますが、大阪府の平均を超えている約半数となっています。さらに、大阪市以外の地域を比較すると、北部のほうが課税割合や地価が高いという特徴があります。

これは、大阪市の都心部が北部にあることや京都府や兵庫県に近くなるため、地価が下がりづらくなることが関係している可能性があります。また、大阪市よりも平均所得が高い地域が多く、個別で取り上げた地域以外にも牧方市や堺市などの所得は高額です。

ただ、地価は大阪市に比べると低い地域が多く、大阪市と大きな差が現れています。特に、地価が前年よりも低下している地域も多くなっており、所得よりも地価の差による影響が課税割合にも反映していると考えられます。

6.大阪の税理士事情

地域によって差が現れる大阪府の相続では、税理士に依頼することで地域の特色に合った相続税対策が可能です。そこで、大阪府の税理士在籍状況を確かめていきましょう。

6-1.大阪府の税理士在籍状況

大阪府内にある税理士事業所は3,045件、在籍している税理士数は8,620名です。他の自治体と比べると非常に多い数字で、事業所1件あたりの対応相続数は2.95件、税理士1人あたりの対応相続件数は1.04件となっています。

これらの数字は全国的に見ても低くなっており、相続税の件数と税理士の数がほぼ均衡していることが分かります。そのため、特に余裕があるほど税理士が在籍しているわけではありませんが、1つの事業所へ依頼が集中することは少ないでしょう。

6-2.各地の税理士事情

各地の税理士の状況を比較すると、大阪市には5,000名超の税理士が在籍しており大阪府の税理士の大半が大阪市に在籍していることが分かります。そのため、地域の税理士に依頼することはもちろんですが、大阪市内でも税理士を探しておく必要があります。

特に、相続に強い税理士となるとその数は少なくなります。全体としては税理士が足りていても、相続に対応できる、相続税に精通している税理士となると限られた事業所へ依頼が集中する可能性があるため、いち早く税理士探しを行う必要があります。

また、大阪府は地域によって地価の差が大きく、大阪市以外でも地価が高い地域があります。そのため、不動産鑑定士と連携しているなど、土地の評価に精通している税理士も頼りになります。そこで、相続の実績数以外にも、土地評価への専門性の高さも税理士を選ぶ際のポイントにして、さまざまな状況に対応できる税理士を探しましょう。