相続人が20人?離婚・再婚に要注意

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最近の日本では3人に1人が離婚するといわれています。あなたの親戚・友人・知人で結婚する人がいたら、そのうち3人に1人はそのうち離婚しますよということです。大変な時代ですね。

さて、離婚・再婚するのは個人の自由ではありますが、その人が子供をたくさん残して亡くなった場合、相続人(相続する権利を持つ人)がとても多くなることが予想されます。離婚・再婚をしたある男性の方が亡くなったとき相続人が20人もいるという事態が実際に起こりました。下の図をご覧ください。赤字で記載している人が相続人で20人います。

相続人特別ケース001

被相続人の方は前妻との間に3人の子供を産みましたが離婚して現在の妻と結婚しました。前妻との間の3人の子供のうち2人はすでに亡くなっており、代襲相続によって孫たちが相続人となり、前妻の間では、子1人と孫7人が相続人となりました。
また、現在の妻との間では4人の子供を設けました。うち長男は亡くなっており、代襲相続によって孫たちが相続人となります。また、長女も亡くなっていますが、前夫との間に3人の子供を産んだ後に離婚し、現在の夫との間にさらに3人の子供をもうけました。つまり、現在の妻との間には、子2人と孫9人が相続人となりました。

妻、子3人、孫16人、合計20人が相続人となったのです。

かつては、一つの家庭で3、4人生まれるのが当たり前でしたから、孫の代までいけばこのように大勢いてもおかしくはありません。しかも、当人も妻との間の長女も離婚して再婚していることで、該当者がこんなにも大勢になりました。

ちなみに、この相続の件、財産は土地だけでしかも農地だったため、評価額は1000万円以下になり、孫の相続分は、42分の1、あるいは56分の1、84分の1となり、相続できる金額は10~20万円程度であったため、そのために、交通費をかけたり書類手続きをしたりするのも馬鹿らしいということで、ほとんどが相続を放棄してなんとか丸くおさまったようです。

離婚・再婚をして子宝がたくさんの人は孫の世代での争いが起きないように相続対策もしっかりしておきましょう。

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