二次相続の相続税対策|配偶者控除の使いすぎに注意
1.配偶者控除(配偶者の税額軽減) 相続税には配偶者控除というものがあって、とても節税になります。正式には、配偶者の…[続きを読む]
一次相続で、配偶者がいくら相続すれば、一次相続と二次相続の相続税の合計が最も低くなるかを、AIが自動計算するツールです。
「一次相続で必要な情報」と「二次相続で必要な情報」を入力し、最後に「計算」ボタンを押してください。相続税対策シミュレーションの利用方法はコチラ
「子供の人数」を選択してください。
「財産総額」を万円単位で入力してください。
配偶者の取得割合を入力してください。デフォルトでは、パーセンテージで入力しますが、「金額(万円)で指定」にチェックを入れると、万円単位で入力できます。
「配偶者の取得割合をAIで自動計算」にチェックを入れると、配偶者の最適な取得割合(金額)をAIが自動計算します。
「配偶者の固有の財産総額」を万円単位で入力してください。
必ず「計算する」ボタンを押してください。
一次相続の相続税額、二次相続の相続税額、その合計税額を表示します。「一次相続の相続税額」は、配偶者の税額軽減(配偶者控除)を適用した後の、すべての相続人の相続税の合計です。
「二次相続の相続税額」は、すべての相続人の相続税の合計です。
「合計税額」は、一次相続と二次相続の相続税の合計です。
「配偶者の取得割合をAIで自動計算」にチェックを入れた場合は、最適な配偶者取得割合を表示します(パーセンテージと金額の両方)。
また、配偶者の取得割合を0%から100%まで変化させたときの、合計税額のグラフを表示します。
それぞれの金額は、計算の途中では1円単位で計算していますが、結果表示では、万円単位にて小数点以下を四捨五入しています。
配偶者に固有財産があまりない場合の結果です。配偶者は、法定相続分(2分の1)、または、それより少し低い割合で相続した場合が最適になります。
配偶者に固有財産が多くある場合の結果です。配偶者は、まったく相続せず、子供がすべで相続した場合が最適になります。
配偶者の相続税に関しては、1.6億円、または法定相続分の、どちらか高いほうまでは課税されません。
ただし、相続税申告の手続きは必要です。
計算結果はあくまで、簡易に計算したものです。一次相続の後、配偶者がどのように財産を使うかによっても、計算結果が変わってきますし、様々な節税対策の方法があります。
相続対策や相続税申告に精通している税理士に相談することで、他の相続対策も組み合わせて、今の計算結果よりもっと節税することが出来るかもしません。
相続税対策は生前の対策が非常に重要です。計算結果が気になる方は、ぜひ一度、相続税に強い税理士に相談し、もっとも適した相続税対策を提案してもらいましょう!
一次相続で配偶者がいる場合、配偶者控除(配偶者の税額軽減)により、配偶者が相続した分の相続税はゼロになるため、相続税が少なくて済むことが多いです。
一方、二次相続、つまり、親から子供への相続では、上記のような特例はなく相続税がかかるため、相続税が多額になりやすいです。
そこで、一次相続と二次相続の両方の相続税の合計が最も少なくなるように対策をする必要があります。
一次相続で配偶者が相続する割合を変化させて、一次相続と二次相続の相続税の合計が最も少なくなる値を探します。
この作業を手動で行うのは大変ですが、「二次相続 AIシミュレーション」ツールを利用すると簡単に計算できます。