ご依頼者様のお悩みに合わせた解決策を迅速かつ適切に実行できます。生前贈与や相続対策の贈与税は、毎年25件ほどの実績があります。適切な生前贈与のアドバイスをすることができます。
- 1つ1つ異なる相続案件をご希望に沿う形で解決
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- 生前贈与や相続対策の贈与税について毎年25件ほどの実績
〒940-2108 新潟県長岡市千秋1-253-3ベルダンビル1階 |
長岡駅から車で5分程度 |
新潟県 |
ご依頼者様のお悩みに合わせた解決策を迅速かつ適切に実行できます。生前贈与や相続対策の贈与税は、毎年25件ほどの実績があります。適切な生前贈与のアドバイスをすることができます。
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新潟県長岡市宮原にある相続税や事業承継及び企業様の経営革新を得意とする税理士法人です。
〒940-0083 新潟県長岡市宮原3-12-16 |
【車】長岡駅から小千谷方向へ車で5分/長岡インターから車で15分 |
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相続発生後の相続税申告はもちろんのこと、相続が発生する前からの事前対策、節税対策についても親身になって継続的にサポート致します。
〒940-2126 新潟県長岡市西津町3799番地1 2階 |
JR「長岡駅」から車で15分 |
新潟県 |
中部地方に位置し、日本海に面した細長い都道府県が新潟県です。新潟県=雪というイメージが強く、冬の厳しい寒さが印象的な県かもしれません。ただ、新潟県は四季折々で違う姿を見せてくれ、その時々でしか味わえない魅力で溢れています。
新潟の印象に残る厳しい冬には、新潟県を囲むようにそびえ立つ山々でのスキーが盛んに行われています。さらに、雪まつりや雪あかりイベントなど、幻想的で華やかなイベントも多く開催され人気を集めているのです。
夏になると、新潟では非常に多くの花火が打ち上がります。実は、新潟県は日本でも有数の花火大国で、毎日何処かで打ち上がっているといわれているほどです。さらに、美しい日本海沿岸では海水浴場が開かれ、海上花火も多く打ち上がっています。
また、新潟を代表するものと言えば、お米です。コシヒカリという日本人なら誰もが一度は聞いたことがあるお米は、新潟が生産量日本一です。特に、魚沼地方で生産されているものは「魚沼産コシヒカリ」として、日本一のお米のトップブランドにもなっています。
米どころである新潟は、お米を使った食品も進化しており、せんべいやおかきなども非常に人気を集めています。加えて、日本海で穫れる新鮮な海産物と良質なお米を組み合わせたお寿司なども新潟を代表する人気料理です。
限られた魅力しかないというイメージが根強い新潟県。実は、日頃体験できないような多くの楽しさを見せてくれる県でもあるのです。そんな、いっぺこと魅力のある新潟県の相続事情はどのような特徴があるのでしょうか?
関東信越国税局発表の平成28年度の相続税申告に関する詳細データです。
税務署名 | 管轄地域 | 申告 件数 | 課税 件数 | 1件当り 納付税額 (万円) | 申告割合 | 課税割合 |
---|---|---|---|---|---|---|
新潟 | 北区 東区 中央区 江南区 南区 西区 | 1,633 | 1,366 | 1,320 | 9.70% | 7.74% |
新津 | 秋葉区 五泉市 阿賀町 | 225 | 215 | 860 | 4.46% | 4.14% |
巻 | 西蒲区 燕市 弥彦村 | 301 | 262 | 734 | 7.46% | 6.06% |
長岡 | 長岡市(※) 出雲崎町 | 701 | 588 | 936 | 7.72% | 6.22% |
三条 | 三条市 加茂市 見附市 田上町 | 387 | 317 | 719 | 7.05% | 5.35% |
柏崎 | 柏崎市 刈羽村 | 199 | 173 | 489 | 7.03% | 5.88% |
新発田 | 新発田市 阿賀野市 胎内市 聖籠町 | 301 | 261 | 728 | 4.52% | 3.79% |
小千谷 | 長岡市(※) 小千谷市 魚沼市 南魚沼市 湯沢町 | 263 | 229 | 593 | 5.32% | 4.46% |
十日町 | 十日町市 津南町 | 56 | 51 | 316 | 2.84% | 2.35% |
村上 | 村上市 関川村 粟島浦村 | 103 | 91 | 648 | 4.07% | 3.16% |
糸魚川 | 糸魚川市 | 104 | 92 | 410 | 5.54% | 4.85% |
高田 | 上越市 妙高市 | 445 | 393 | 1,060 | 6.44% | 5.39% |
佐渡 | 佐渡市 | 108 | 94 | 654 | 4.46% | 3.66% |
新潟県計 | 4,826 | 4,132 | 957 | 6.83% | 5.56% |
※長岡市は2つの税務署の管轄に属するため、平成27年国勢調査の人口より各町毎の死亡者数を推測して、割合を算出
新潟県全体の課税件数は4,132件で、近隣の石川県や富山県などより2倍近く多い件数となっています。この数字は中央都市を要する都道府県には劣りますが、沖縄県や群馬県など中核都市を形成する地域に匹敵する数字となっています。
ただし、1件あたりの納付税額は約957万円で全国37位、課税割合は5.56%で全国30位とそこまで高い数字ではありません。実は、課税件数では大きく上回っていた石川県や富山県などでにも劣っているのです。
つまり、新潟県では課税件数が多いものの、その割合や課税額は低くいという特徴があります。こうした特徴は人口が多く、特に年齢の高い人が多く生活している地域のよく現れています。古くは全国で最も人口が多かった新潟県では、まさしくこうした状況が現れており、人口との関係が大きく見られる相続税のデータとなっています。
それでは、地域ごとにどのような相続税の特徴があるのか確かめていきましょう。
新潟県の県庁所在であり政令指定都市でもある新潟市。中部地方で愛知県に次いで2番目に多い人口を擁しており、日本海側では最大の都市として発展しています。そのため、この地方の政治や経済の中心都市として機能しています。
新潟市は人口が多いため4つの税務署に分かれて管轄しています。その中でも中心となっているのが新潟税務署の管轄となる地域です。この地域は市の中でも特に発展が著しく、市の中心地域となっており、地域全体で地価が高額になっています。
特に、中央区や南区、西区などは高級住宅街として知られており、一部の地域は市の平均を大きく上回る地価を記録しています。相続税は相続が発生しやすい住宅街を中心に課税されます。ですので、高額な不動産を所有している地価の高い住宅街で生活する人は、高額な相続税を課税されやすく特に注意が必要です。
また、新潟市に在籍している税理士は310名です。新潟県全体の税理士数が791名ですので、新潟市だけで50%近い税理士が在籍しています。そのため、各地域からも新潟市の税理士へ相続税に関する依頼が集まることが予想されます。税理士が多いと油断するのではなく、無料相談などを活用しながら相続が始まる前から依頼する税理士を探しましょう。
新潟県の中越地方に位置し、地域の中心都市として機能している長岡市。新潟市についで県内2位の人口を擁しています。甲信越地方は中部地方と結びつきが深いと思われがちですが、長岡市から東京まで新幹線で80分程度、自動車道で3時間程度とそこまで遠くありません。ですので、関東地方との経済的な結びつきが非常に強いことが特徴です。
長岡市は新潟市同様に複数の税務署が管轄しており、長岡税務署と小千谷税務署の2つに分けられています。ただ、小千谷税務署の管轄は川口地域に限られており、大部分は長岡税務署の管轄となっています。
長岡税務署のは課税件数と課税割合ともに県内2位の数字となっており、新潟県の相続税課税の中心地域となっています。一方で、川口地域が含まれる小千谷税務署ではそこまで課税がされていません。管轄の対象が広いということもありますが、長岡市では主に長岡駅のある中心部で多く課税されていることが分かります。
長岡市に在籍している税理士数は132名と、新潟市に比べてると半分以下の人数です。長岡市の課税件数は600件程度ですので、不足気味であるといえます。ただ、新潟市とは隣接していますので、決定的に不足状況にはなっておらず、新潟市の税理士も選択の候補になるでしょう。
新潟県中越地方にある三条、柏崎、十日町。この地域には様々な特色があり、三条市では工業、魚沼市では農業など仕事に種となる産業が異なっています。さらに、長岡市に近いことから長岡市のベッドタウンとしての機能もあり、県の産業を支える重要地域といえるでしょう。
この地域の中では工業が発展している三条の課税件数が多く、1件あたりの納付税額も高額になっています。ただ、課税割合では柏崎が最も高くなっており、地域ごとの産業などの違いが相続税のデータにも色濃く現れています。
また、十日町と佐渡市は他の2つの地域に比べて課税割合や課税件数が低くなっています。これは、都市部に比べると大きな発展を見せておらず、特に佐渡市は本州から離れた島地域に位置するため、産業が活発な地域に比べるとデータが低く見えてしまいます。
しかし、佐渡市は1件あたりの納付税額が654万円と三条に次ぐ金額となっています。課税割合は低いものの、課税されると非常に高額な相続税を収めねければいけない可能性がありますので、しっかりと相続税対策を講じておかなければいけません。
新潟県の南部地域である上越地方に位置する糸魚川と高田。この地方の中心部として機能している上越市は県内3位を誇る人口を擁する市です。上越市ではかつて原油の発掘が行われており、さらに油田やガス田などが相次いで発見されていました。
現在は新たなエネルギー資源であるメタンハイドレートが多く発見されており、今後もエネルギー資源の採掘などで注目を集めることが予想されています。また、糸魚川市は日本海の豊富な海産物を採るための漁業やセメント製造などが盛んに行われているなど、隣接する自治体で産業が大きく変わるのが特徴的です。
この地域で注目しておきたいのが上越市と妙高市を管轄にしている高田税務署です。この地域は県内で新潟税務署に次いで2番目に1件あたりの納付税額が高額な地域なのです。課税割合は5.39%とそこまで高くないのですが、1件あたりの納付税額は1,000万円を超えており、要注意地域となっています。
一方、糸魚川は1件あたりの納付税額が410万円、課税割合は4.85%とどちらも高くありません。ただ、地価から見ると糸魚川市のほうが高いため、不動産への課税では十分な注意が必要です。
新潟県の北部地域にあたる下越地方にある新発田、巻、村上の3つの地域。この地方は新潟市を中心に発達しており、新発田市は県内5位の人口を擁しています。燕市では食器などを製造する工業、新発田市では米作りを中心とした農業や酒造などが盛んで、地域ごとに異なった産業が発達しています。
税務署の管轄によって、新津と巻には新潟市の区が含まれており、新津税務署の管轄である五泉市は主に住宅地として使用されていることから、新潟市のベッドタウンとしての機能が強いことが考えられます。1件あたりの納付税額がこの地方内では最も高額なため、相続税への備えが重要な地域となっています。
また、巻税務署の管轄である新潟市西浦区は高級住宅街として知られており、工業が発達している燕市も同じ管轄出るため、1件あたりの納付税額が734万円で地方内で2位の税額となっています。さらに、課税割合が6.06%と県内3位の高さとなっているため、より注意が必要です。
この地域は課税額が高くなる傾向にありますが、一方で課税割合が3~4%と巻以外の地域は新潟県の平均である5.56%を下回っています。ですので、相続税が課税される可能性は低いものの、課税されると高額な相続税を収めなければいけないという相続税の特徴が現れています。
新潟県全体に在籍している税理士数は791名です。新潟県の相続税申告件数が4,826件、課税件数は4,132件となっており、こうした件数と比較すると税理士数は少ない傾向にあるといえるでしょう。ただ、税理士に対する相続件数の割合は2.49件ですが、新潟県の税理士が少ないということはなく、全国的はこれくらいの割合が多くなっています。
また、新潟県の税理士は新潟市と長岡市に集中しており、この2つの市だけで全体の過半数が在籍しています。特に、新潟市に在籍している税理士は多く、長岡市の倍以上が在籍しています。そのため、新潟県での税理士探しは新潟市や長岡市で行うことも必ず視野に入れておかなければいけません。
ただ、新潟県は面積が広く地区に見えても、実際の距離は遠い場合があります。そこで、まずは地元で相続に強い税理士を優先的に探し、時間があるときに新潟市などで探すようにするのがオススメです。
さらに、距離があるからこそインターネットなどでの情報収集も上手に活用するのもよいでしょう。インターネットで可能な限り比較して候補を絞り、無料相談などで実際に話して信頼できるかを見極めるようにして、あなたの目的に沿うような税理士を見つけましょう。