年々終活率が高くなっている~エンディングノート
終活(エンディングノート)とは
少し前までは終活という言葉自体ほとんど聞くことはなかったのですが、最近は終活という言葉を時々聞くようになってきました。就活を行おうとする人が増えたきっかけは東日本大震災なのです。
東日本大震災が発生した翌年には、10.2パーセントまで上昇したのですが、さらに翌年には27パーセントまで上昇しました。しかも今まではある程度高齢になってから終活をする人が多かったのですが、最近では30代や40代から終活を始めるという人も増えてきたのです。
終活の方法は人それぞれなので、自分の介護や保険、医療費のことを重点的に行うという人もいれば、遺産相続のことを重点的に行うという人もいます。葬式を重点的に行う人もいますし、エンディングノートをつけるというだけの人もいます。このようにこれをするべきという決まりはないので、自分がこうやるべきだと思ったことを行えばよいのです。
どうしても何をするべきなのかわからないのであれば、最近は終活カウンセラーと呼ばれている人が登場しているので、相談してみることをおすすめします。
終活を行うときに、どのようなことをしている人が多いのかというと、やはりエンディングノートに記入しているという人が多くなっていて、現在では半分以上の人が興味を持っているという調査結果も出ています。
エンディングノートもこのように書かなければいけないという決まりはないので、自分の思ったことや、これからどのようにするべきなのかという日記のような書き方でも問題ありません。自伝のような書き方でもよいので、とにかく書いておこうという人もいます。
何を書いたらよいのかわからないという場合には、インターネットでエンディングノートの書き方などと検索すれば簡単に調べられます。終活カウンセラーに相談をしてもよいでしょう。また、終活を知らないという人も年々減少していて、何もしていないけれど、終活というのは知っているという人の数も増えているのです。
それだけ終活を行うメリットがあるから増加しているのでしょう。
エンディングノートには何を書くのか
最近は終活の一環として、エンディングノートを書くという人が多くなっていますが、中にはエンディングノートに何を書くのか迷ってしまうという人もいます。そこでエンディングノートにはどのようなことを書いているのかを見ていきたいと思います。
最も多いのは医療や介護のことになっていて、それに次いで自分の葬式や墓に関することになっています。この2つがかなり多くなっているのですが、他にも残された家族へメッセージを書く人もいます。
中には家族へのメッセージが遺言書代わりになっている場合もあるのですが、エンディングノートにはこのようなことを書かなければいけないという決まりがあるわけではありません。よってどのようなことでも終活に関係していればエンディングノートになるのです。なぜ多くの人は、医療や介護のこと、自分の葬式や墓に関することを書くのかというと、自分自身のことは自分で行いたいという人が多いからです。
よく言えば残された家族に迷惑をかけたくないという人が多いということになります。特に医療や介護のことを書く人の中には、医療費や介護費用がどれだけかかってしまったのかということについて記入する人もいます。そのため、家計簿のような書き方になってしまうこともあるのですが、これでも立派なエンディングノートだと言えるでしょう。
中には自分の健康のために、このような対策をするというような内容を書く人もいます。
墓や葬式に関しては、自分はこのような墓がよいとデザインする人もいるのですが、人によってはできるだけ費用を抑えた墓にして、葬式はやらなくてよいと書く人も現在では多くなっています。このようなことを書く人が多いものの、これでも何を書くべきか迷った場合には、残された家族に感謝のメッセージを残すという方法でもよいでしょう。
実際に家族へメッセージを残すためにエンディングノートを書くという人も多くなっているので、どのようなメッセージでもよいですし、遺言書のようになっても特に問題はありません。